カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋

森田療法(森田神経質)

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森田療法は、内向的で自分の欠点を気にする人に、うってつけの療法です。
森田療法では、カウンセラーは、クライエントに対し、くり返し、「あるがまま」と「目的本位」の概念を教えます。

 

森田神経質と呼ばれるクライエントは、自分の欠点を気にし、それを治そうと努力するために、よけいに気になって、症状が進むという特徴を持っています。そんなクライエントに対し、カウンセラーは、くり返しくり返し「気にするな。どうしても気になるのであれば、気にしながら建設的な行動を取り続けろ」と、言い続けます。気にすればするほど、治そうと努力すればするほど、症状が進むということを、カウンセラーはよく知っているからです。

 

クライエントの、例えば、「手が震える」という訴えに対し、カウンセラーは、「手が震えてもいいじゃないか、手が震えながらでも、字を書くという目的を果たせたのだからいじゃないか。」とくり返し教えます。
クライエントは、時折、カウンセラーに怒りをぶつけます。「手の震えが治したくて来ているのに、『気にするな。気にしながら行為を続けろ』とはどういうことだ!」

 

そう、森田療法では、クライエントの怒りを買うのが、カウンセラーの仕事なのです。
「こんな方法で治るのだろうか? もっと、治す、具体的ないい方法があるのではないか?」クライエントは悩みます。それをしっかり支えるのが、カウンセラーの仕事です。「手が震えてつらい、皆の前で字を書くのが恥ずかしい。」そんなクライエントの苦悩を受け止めるのもカウンセラーの仕事です。

 

クライエントとカウンセラーの間に深い信頼感が生まれ、クライエントが遠慮することなく、自分の苦悩や哀しみ、怒りを表現できるようになった頃から、クライエントの長年苦しんだ症状は消失し始めます。

 

森田療法は、疾病恐怖症・強迫神経症・確認恐怖症・不潔恐怖症・対人恐怖症・赤面恐怖症・視線恐怖症・手の震え・吃音・パニック障害・その他の神経症に、驚くほど効果が見られます。

 

と、ここまで書いてきて、自分でもあまりにも簡単に書きすぎちゃったな、と反省しております。森田療法は、日本で生まれた療法ですが、世界に認知されている優秀な療法です。 もっと詳しくお知りになりたい方は、森田療法の本を買ってきて一読されることをお勧めします。より深く理解できることとと思います。

 

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カウンセラーが教える「自分が好きになる方法