薬物

憂鬱な気分で、意欲もなく、眠れない、集中できない…、
という状態が2週間以上も続いているようでしたら、迷わず専門家を訪ねたほうがいいです。

専門家とは、精神・神経科のクリニック、もしくは、精神医学に詳しいカウンセラーのことです。

「何となく、そういう所は怖い、敷居が高い」とおっしゃる方に言います。
可能性として行かない不利益のほうが高いです。そのことは初めにハッキリと申し上げておきます。


このページでは、薬物療法 についてお話ししたいと思います。

うつ病を治す最良の方法は、薬物療法を受けることです。
これに勝る方法はありません。
※薬物療法以外のお話もたくさんしますので、最後までおつきあいください。

もしも、「薬物療法に勝る方法がある」と言う人がいましたら、
その人の言うことは信用ならない、と申し上げて間違いないかと思います。

          薬物を飲むことの弊害については、次のページでお話しさせていただきます。

薬ですが、 鬱症状を訴える人で、
3割ぐらいの人が、飲み始め数日で効果を感じます。(重要な話です)
3~4割ぐらいの人が、数週間もしくは数ヶ月で効果を感じます。(重要な話です)
残りの3割ぐらいの人は、薬を飲んでも、あまり効果を感じられません。(重要な話です)

          上記の数値は、概ね合っているかと思います。


効果を感じない人 はどうすればいいのか? についてですが…

効果が上がらない理由は、下記のいずれであることが多いです。
1.自分に適した薬を 適量飲んでいない。
2.薬が効きにくい 鬱(うつ)病である。


1から説明します。
どうして1のような事態に陥るかと言いますと、次の4つのことが考えられます。
①腕の悪いヤブ医者から治療を受けている。
②金儲けのことしか考えていない、治すつもりのない悪徳医者から治療を受けている。
③診察の時に、伝えなければならない必要なことを、医師に言っていない。
④診察の時に、言う必要のない余分なことを、医師に伝えている。

①②のいずれかにあたる可能性は、多くて3割弱ぐらいあります。
よって、薬を飲み続けても、少しも良くならないようであれば、別の病院に変わることも考えて下さい。

次に③④ですが、
多くのうつ病患者さんは、医師に対し、必要なことを言わず、不必要なことを言っているものです。

          このあたりは、
          「精神科医の仕事は、患者の悩みを聞いたり、患者に適切なアドバイスをすることだ」
          という誤解から生じているのではないかと思います。
          医師の仕事は、患者の脳の働きを、薬物を使って正常に戻すことです。
          話を聴いたりアドバイスをすることではありません。
          この部分を勘違いしていると、医師に不満ばかりを持ってしまい、
          適切な薬物治療を受けられないので 注意したいところです。

「不必要な話を聞き、必要な情報を聞かなくても、それでも患者に適した薬を適量出すことが出来る」
という名医は、そうそう多くはいらっしゃいません。
よって患者には、限られた時間で何を話せばいいのか? 理解している能力が必要となります。
このあたりは、精神科医とどう付き合っていけばいいのか? 精神医学に詳しいカウンセラーから聞いたほうがいいかもしれません。

ここでお断りしておきますが、カウンセラーだからと言って、精神医学に詳しいとは限りません。
精神医学に無知なカウンセラーは驚くほどいらっしゃいます。私の印象では、50%を超えているのではないかと思います。どうぞ注意して下さい。

ストレス社会を生きる知恵」には、医者に言ってはいけない言葉(NGワード)が書かれてあります。
宜しければ、ぜひお読み下さい。

どうぞ、賢い患者 になって、
医師から、自分に適した薬を 適量もらえるようになって下さい。

2の 薬が効きにくい鬱(うつ)病である に関しましては、次のページをご覧下さい。

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