名古屋で活動する心理臨床家、竹内成彦。

学歴コンプレックス

学歴コンプレックス

コンプレックス という言葉は、
多くの人が劣等感情という意味で理解しているようです。

 

心理学の世界では、こだわりとかスッキリしない感情という意味で使われることが多いです。

 

ちなみに、日本人のほとんどは、私も含めて学歴コンプレックスです。学歴があるなしで、人を見る目が変わりますし、複雑な気持ちになったりします。高学歴な人は、学歴に関しては、劣等感情などない筈ですが、「人の学歴が気になって仕方ない、人の学歴を知るまで落ち着かない…」という人は、私から言わせれば、りっぱな学歴コンプレックスです。

 

日本で1番多いのは、子どもコンプレックスの持ち主です。子どもが気になって仕方がないとおっしゃる人たちです。「母親は全員そうじゃないか?」とおっしゃる人もいますが、そうでもないです。子どもがいるお母さんでも、「旦那が気になって仕方がない」「実の母親が気になって仕方がない」とおっしゃる人はたくさんいらっしゃいます。また、父親でも子どもコンプレックスになっている人はたくさんいます。

 

これらは、生まれつきの性格によるものなので、どうしようもないです。私の家内は、典型的な子どもコンプレックスです。私と2人で旅行に行っているときも、「どこへ行ったか? 何を見たか? 何を食べたか?」いちいち、成人した子どもに、画像付きで、メールやラインで報告しています。

 

そういう私(竹内成彦)は、母親コンプレックスです。実の母親は、私のコンプレックスの対象にはならなかったので、複雑な気持ちは持ち合わせてないのですが、無意識で私は、自分のカミさんを母親と勝手に勘違いし、いちいち家内のことを気にかけたりしています。そういう形で、私の母親コンプレックスは、家内に向けられています。

 

誰もが何かしらのコンプレックスを持っています。もっとも多いのが子どもコンプレックスで、父親コンプレックス、母親コンプレックス、配偶者コンプレックス、まだまだ他にもたくさんあります。

 

子どもを持っていない子どもコンプレックスの人は、後輩や部下や生徒や弟子や、か弱い立場の女・子どもに、強い執着を見せたりします。自分自身が無能なくせに、生徒や弟子を求め、上の立場に立ちたがる人は、間違いなく子どもコンプレックスと言っていいでしょう。

 

カウンセリングの世界には、子どもコンプレックスを持つカウンセラーが多いように感じます。子どもコンプレックスを持っている人は、弱っている人に、強い興味と関心を抱きますからね。きっと、自分の中の「人のお世話をしたい」という欲求満たせる仕事が、カウンセラーだからなのでしょう。

 

コンプレックスを持っていること自体は、悪いことではありません。願わくば、自分の持っているコンプレックスを自覚し、世の中にいい形で役立たせて欲しいものです。

 

最後に、
私は、母親コンプレックス(マザコンではありません)を持っていて、これは生まれつきですが、同時に学歴コンプレックスも持っています。若い頃は学歴コンプレックスもまあまあ強かったのですが、今はそれほどでもありません。そうですね。還暦を迎えたら、自分の細かい学歴も公表しようかなと考えています。今は、自分のためにもクライアントのためにも公表は控えようと思っています。

 

 

 

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