こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい心理カウンセラー、竹内成彦です。
毎日、新型コロナウイルスのニュースが、テレビでたくさん流れています。
私は、あまりテレビを観ないのですが、世の中の人は、大変に不安を掻き立てられ
ているようです。
一昨日、出勤時に、薬局の前を通りかかったら、行列が出来ていました。
そして、店の奥から、店員さんが、しずしずと、トイレット・ペーパーが陳列して
いる棚を運んできました。
私は、「トイレット・ペーパーがないというのは本当なんだ!」と驚きました。
さらに歩いていくと、朝早くのスーパーから、16個入りのトイレット・ペーパー
を2個3個抱えて人が出てくるのを見ました。
おっと思いました。
もしもトイレットペーパーがなくなって買えなくなったらどうしよう?
という不安が、私の胸に、ほんの少しだけ広がりました。
さらに歩いていくと、100円ローソンがありました。
そこで私は、店に入り、バナナとボールペンを買ったのですが、トイレット・ペー
パーは無事に売っていました。「何だ、並ばなくたって、ない所にはないけれど、
ある所にはあるじゃないか」と思いました。
さて、ここで問題です。
どうして、町からトイレット・ペーパーが消えたのでしょうか?
不思議に思いませんか?
マスクが不足するのなら、まだわかります。
今までマスクをしていなかった人も、急にマスクを装着するようになったからです。
でも、トイレット・ペーパーが不足するのはおかしいじゃないですか?
今までトイレット・ペーパーを使わなかった人が、急に大量に使い始めるようにな
ったという訳ないし…。
答えは簡単です。
買い占めている輩がたくさんいるからです。
では、どうして買い占めている輩がいるのでしょう?
それは、
買い占めている輩は、デマに振り回されているからです。
それにしても…
デマに振り回されるのは本人の勝手だけれど、
本当に、世の中からトイレット・ペーパーが消えるのは困りますよね。
さて、ここからが本題です。
トイレット・ペーパーがなくなる理由は、もうひとつあります。
それは、人は、不安をかきたてられると、
その不安を消そうと、買い物するようになる、という事実です。
人は、買い物すると、ストレスが消えるのです。
そして、日用品を買うと、安心するように出来ているのです。
そう、脳がそういう構造になっているのです。
だから、新型コロナウイルスで不安を持った人は、その不安を消そうと、
日用品で消耗品であるトイレット・ペーパーを買いに走るというわけです。
だから、町からトイレット・ペーパーが消えつつあるのです。
ご安心ください。皆さんが普通に使うぶんには十分ありますから…。
これで、町からトイレット・ペーパーが
消えつつある理由がおわかり頂けたでしょうか?
ここからは、私の提言です。
このワードプレスをお読みの皆さんには、
自分なりのストレス解消法を持って欲しいということです。
不安になったら、
買い物する、日用品を買う、トイレット・ペーパーを買う、
でも構いませんが、もうひとつふたつ持っていて欲しいです。
私は、不安を抱えたら、
日記を書くようにしています、運動するようにしています、7時間眠るようにして
います、サウナに行くようにしています、神社に行くようにしています、山に登る
ようにしています、友だちに会って馬鹿話するようにしています、本を抱えて電車
に乗るようにしています。
皆さんは、如何ですか?
ストレスを抱えたら、不安を抱えたら、何をしますか?
散財とやけ酒とやけ食いとギャンブルと風俗は、あまりおすすめ出来ないですね。
ちなみに、今、
トイレット・ペーパーを買いだめしている人のほとんどは、
キャラ診断でいうところの「お母さんタイプ」です。
お母さんタイプは、普段あまり不安を抱えることはない、明るい性格であることが
多いのですが、逆に言うと、お母さんタイプは、不安を抱えたまま生きていくのが
非常に苦手なのです。だから、不安を消そうと必死になってしまうのです。あと、
単純に、世の中にお母さんタイプが多いという理由もあります。
最後に、
キャラ診断でいうところのお母さんタイプは、エニアグラムでいうところのタイプ
2ではありません。両者は、重なっている部分が多いですが、厳密に言うと違いま
す。よって、他所でタイプ2と言われた人が、私には長女タイプと診断されていた
りします。
どっちが正しいとか間違っているとかではないです。
キャラ診断とエニアグラムは違う、ということです。
どうぞお間違えのないようにお願いしたいです。
▼私のセミナー情報は、コチラからご覧いただくことが出来ます。
積極的に物販も始めました。宜しければどうぞご覧下さい。
⇒ メルマガの購読者は1万名ちょっと。週に1~2回発行しています。
この機会に、ぜひメールアドレスをご登録ください。