おはようございます。
精神医学と性格心理学に詳しい心理カウンセラー、竹内成彦です。
ある方が、「私は精神的に体力的にもタフだと思っていました。だから、私が産後
うつになるとは思ってもみませんでした。」ってなことを書いていましたが、産後
うつは、精神的に弱い人や体力不足の人がかかる病ではありません。
かかる人は、精神的に強かろうが体力に自信があろうが、かかる時はかかりますし、
かからない人は、精神的に弱かろうが体力がなかろうが、かかることはありません。
ちなみに、産後うつとは、
産後、ひどく憂鬱な気分になり、何に対しても興味や喜びを感じないような状態が
2週間以上続く状態のことをいいます。産後2~3週から6ヶ月ぐらいの頃に発症
することが多いです。
症状としては、赤ちゃんを可愛いと思えなくて、家事や育児をする気が全く起きな
くなったり、赤ちゃんの発育状態を過剰に心配したり、母親失格だと思って自分を
責めたり、悲観的にしか物事を捉えられなくなったり…等があげられ、酷くなると
自殺までしてしまいかねませんので要注意です。眠れなくなったり食欲がなくなっ
たり…等の症状が2週間以上続くようでしたら、専門家の許を訪れたほうがいいで
す。
産後うつは、生真面目など、本人の性格傾向により発病することも多いのですが、
周囲の協力や環境の変化によって発病することもあり、またホルモンバランスの狂
いや、骨盤や頚椎のズレによる自律神経の失調などから発病することも少なくない
です。
私は、カウンセラーとして整体師として、産後うつの方に会う機会が多いのですが、
本人の訴えを十分に聴くことはもちろん、必要とあらば(必要であることが多いの
ですが)腰も首も施術により整えます。産後うつの方は、骨盤がズレていることが
多く、首もカチカチに固まっていることが多く、脳に邪気が溜まっていることがほ
とんどだからです。
カウンセラーとしてだけでは援助できなかった産後うつの方を
整体を施すことによって、援助できるようになったのは、私の大きな喜びです。
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